かかりつけ医とは、日頃から健康相談をしたり病気になった時に最初の医療を行う地域の開業医（診療所）の事です。かかりつけ医は普段の健康状態やこれまでの病歴など、多くの情報を知っているため、適切な医療機関を紹介することもできます。
　当院でも診察の結果、精密な検査や入院の必要があれば、病診連携している専門医療機関へ紹介します。主な連携医療機関としては、獨協医科大学病院、自治医科大学病院、とちぎメディカルセンター（下都賀総合病院、とちの木病院）です。また、往診が必要な場合にも対応いたしております。
　かかりつけ医として主に診察する病気は、風邪や高血圧症、糖尿病、脂質異常症（高脂血症）などの生活習慣病や、その他の慢性疾患などです。健康上のどんなことでも、気軽にご相談ください。

　令和6年6月1日からの厚生労働省からの指針により、高血圧・脂質異常・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で「特定疾患管理料」を算定していたかたは、「生活習慣病管理料」へと移行します。通院中の患者様には、個々に応じた目標設定、血圧や体重測定、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した「療養計画書」へサイン署名を頂く必要がありますので、ご協力よろしくお願いいたします。

〇医療DX推進体制整備加算
　当院では医療DXを推進するための体制といたしまして以下の項目に」取り組んでおります。
・オンライン請求を行っております。
・オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診察室で閲覧または活用できる体制を有しております。
・マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように取り組んでおります。
・電子処方箋の発行（今後導入予定）
・電子カルテ情報共有サービスの取り組みを実施（今後導入予定）


〇医療情報取得加算
　当院は診療情報を取得・活用することにより質の高い医療の情報に努めています。正確な情報を取得・活用するために、マイナ保険証によるオンライン資格確認の利用にご協力をお願いいたします。

〇 明細書発行体制加算
　領収書発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を発行しております。

〇一般名処方加算
　当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。その中で当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者さんに必要な医薬が提供しやすくなります。

〇在宅医療情報連携加算
当院では訪問診療においてICTツールを活用しています 患者様の同意に基づき、以下の連携機関（医療・介護施設）とICTツール（メディカルケアステーション　どこでも連絡帳）を活用して、患者様の医療・ケアに関わる情報を共有しています。
【連携機関】 とちぎメディカルセンター　訪問看護ステーション、訪問看護ステーション　ヴィーナス、訪問看護ステーション星風会、調剤薬局　なかよし薬局　等
「どこでも連絡帳」とは？
患者様の同意に基づき、患者様の医療・介護・健診情報について、電子ネットワークを通じて、医療機関・介護事業所等が閲覧・共有することにより、迅速で適切な医療・介護の提供へ繋げることを支える仕組みです。 どこでも連絡帳は、厚生労働省の定めるガイドラインに準拠したセキュリティ対策を講じて運用しております。